今回ご紹介する基板は、ちょっと珍しい? テスト基板の紹介です。
さて、この時点で
「そんなもん珍しくもなんともないわー」とか
「俺は20枚持ってるし」とかのマウンティング行為は禁止です。
ただでさえ 敷居が高い 基板道(…戦車道みたいなもの?)
みんななかよく お店もニコニコ
と、華麗に短歌っぽくまとめてみたところで、早速ご紹介しましょう。
ナムコ BATTALION (1993 JVS版)
いわゆる「テスト基板」です。
かつてアーケード筐体を提供しているメーカーは、法律のしがらみで筐体だけでは販売することができず、実際の稼働にも対応できる内容のテスト基板が含まれていました。
セガの「ドットリ君」や、タイトーの「ミニベーダー」などが有名ですね。
さて、ナムコ筐体には「BATTALION」。
その名の通り名作「タンクバタリアン」を彷彿とさせる画面と内容です。
こちらはJVS仕様ですが、JAMMA版も存在します。
ついでに言うと、ご覧の通りJVS版をJAMMA仕様に改造しております。
これで普通のJAMMA環境でも手軽に遊ぶことができますね。
現在、当店の店頭では
・JVS版(未チェック品) ¥5,000-
・JAMMA改造版・動作確認済 ¥9,000-
の2種類を販売しています。
さて、ゲーム内容の紹介ですが…
撃って撃って撃ちまくれー。敵を倒せー
以上。敵を全滅させれば面クリアです。
冒頭のミッション画面の説明文は
「DESTROY ALL ENEMIES」だけです。潔いですね。
タンクバタリアンと違って、固定画面だけでなくスクロール面もあります。
5面ループと思いきや、延々とクリアしていくと衝撃の展開が待ち受けていたりもします。
動作画面を見ればお分かりの通り
・キャラクタ単位で動く前時代的なハードっぽさ
・ソフト的に拡大縮小(というほどゲームに影響がないけど)の力技っぽさ
・BGMと効果音のピロピロ感
などが、一部の好事家の心を捉えて離さない内容となっています。
MZ-700にPCGを拡張したものよりは、ハード的に高性能だと感じさせます。
面白い? とかは聞かないでください。
それは購入されたみなさんが判断することです。
基板のハードウェア的には、部品数も少なく小型で扱いやすい仕様です。
お手軽価格で、そこそこレアな逸品。いかがでしょうか?
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